Chromeのツールセキュリティガイドが更新

readOnlyHint、untrustedContentHint、公開オリジン、出力長の考え方がまとめられました。

Chrome の WebMCP セキュリティガイドは、ツール公開時に何を危険とみなし、どのヒントや制限を付けるかを整理しています。

確認した内容

Chrome for Developers の secure tools ガイドでは、少なくとも次の論点が扱われています。

  • readOnlyHint: ツールが読み取り専用であることを示す
  • untrustedContentHint: 出力に信頼できないデータを含む可能性があることを示す
  • 公開オリジンの最小化: 必要以上に広いオリジンへ公開しない
  • 出力長や入力検証: Agent に返す情報と受け取る入力を制限する
  • ツール説明に実際の副作用と一致する文言を書く

これらは「便利だから全部公開する」のではなく、「必要最小限を、誤解なく、確認付きで公開する」ための指針です。

サイト運営者への影響

影響度は「高」です。

  • 検索・参照系ツールと、入力・送信系ツールを分ける
  • 下書き専用ツールに送信副作用を混ぜない
  • ユーザー入力や外部取得内容を返す場合は untrustedContentHint の要否を検討する
  • 公開オリジン、認証、CSRF、二重送信対策を既存アプリと同じ水準で保つ

いまやるべきこと

  1. 既存ツールを read / input / transact に分類する
  2. 読み取り専用以外は確認 UI を必須にする
  3. ツール説明、Schema、実際の副作用を一致させる
  4. Chrome の secure tools ガイドを導入チェックリストに取り込む