仕様変更に備えてテスト結果を記録する

仕様が変わった際に以前の動作と比較できるよう、テスト結果にはブラウザのバージョンや設定も記録しておきます。

正しい入力では結果の一致を確認し、不正な入力では実行を拒否するテスト
成功する入力だけでなく、不正な入力、未対応環境、登録解除後の状態も検証します。図を大きく見る(新しいタブ)

要点まとめ

  • WebMCPは草案のため、Chromeのバージョンやflagの状態で挙動が変わる
  • テストは「登録」「未対応」「不正入力」「解除後」の4観点を最低ラインにする
  • 検証記録には、実行日・OS・ブラウザバージョン・flag・期待結果・実結果を残す

DevToolsでの確認

Chrome DevToolsのApplicationパネルにあるWebMCP表示で、登録済みツールの一覧とSchemaを確認できます。 登録に失敗した場合のエラーもここに現れます。

  1. DevToolsを開き、Applicationパネルを選ぶ
  2. WebMCPセクションで、ツール名と入力Schemaが表示されることを確認する
  3. ツールを実行し、executeの返り値と画面表示が一致するかを見る
  4. ページ遷移後、ツール一覧から消えていることを確認する

テスト観点

観点確認すること
登録対応環境でツールが登録され、SchemaがDevToolsに表示される
未対応document.modelContextがない環境で、通常UIがそのまま動く
不正入力空文字、長すぎる文字列、誤った型がexecuteで拒否される
解除後ページ遷移やコンポーネント破棄後、ツールが利用できない
日本語日本語キーワードの検索・出力が化けず、全角半角が意図通り扱われる

検証記録の残し方

記録は再現できることが目的です。環境と結果をセットで残し、「いつ確認したか」を明確にします。 webmcp.jpの検証記録テンプレートは、実行日、OS、ブラウザとバージョン、flag、対象commit、 入力、期待結果、実結果、判定を含みます。

## 検証記録
- 実行日: 2026-09-03 (JST)
- OS: macOS 15.x
- ブラウザ: Chrome 143.0.xxxx.x
- flag: chrome://flags/#enable-webmcp-testing (Enabled)
- 対象: search_menu サンプル
- 入力: { "query": "カレー" }
- 期待結果: 1件のメニューが返る
- 実結果: 1件返った。画面表示と一致
- 判定: pass
  • 実行データには実個人情報を使わない
  • failの記録も残す。同じ失敗を繰り返さないため
  • 仕様のバージョンが変わったら、記録を再実行して更新する
次の行動

サンプルでテスト観点を試す

ライブサンプルのツールをDevToolsで確認できます。

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